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ハタチそこそこの私は夢を追っているという名目を盾にして定職にも就かず、かといって夢に向かって努力をするわけでもなく、ダラダラと日々を過ごしていました。それでいて社会で働く大人たちを見て、またバイト先で叱ってくる上司を見て「社会の歯車ダサい」「自分はこんな大人にならない」などと傲慢な気持ちを抱いていました。髪の毛が何色だろうが、どんな服装をしていようが関係ない、自分は自分、外側しか見ない奴なんてこっちから願い下げ……まさに世間を舐め腐ったダメな人間の思考です。そんな自分が、今はハタチそこそこの子に知った風なお説教をかますなんて、一体何なんでしょう。自分で自分に対して「偉そうに…大した人間でもないのにさ」という思いがぬぐえません。でも、若者はそんな私の話を聞いて素直に行動を起こしてくれたのでした。それがなんだかとても嬉しくて眩しくて、ああこの子が私の歳になるころにはきっと素敵な上司になっているんだろうな、そうだったらいいなと思ったのです。