光の使徒と闇の使徒
『恋人』と違い『親友』という関係は、わざわざお互いで確認をすることもないし、ましてや告白などを経て成立する関係性でもないので、お互いの認識に乖離があれば成立しないと思うんですよ。だから「自分の親友は○○さんです」と自分から言うのは憚られるというか、相手が果たして本当にそう思っているんだろうか…こんな自分のことを親友にしたいだろうか……などと考えてしまって思考の迷宮をさまよう羽目になります。今までこの無駄な思考の為にどれだけ人生のリソースを割いてきたことでしょう。未だに『親友』という表現をすることはなかなか難しいのですが、だからこそ迷いなく『親友』と言える相手がいる、そしてもしも相手がそう思っていなかったり、うじうじ悩んだりしているようだったら殴りに行くと言えるまっすぐさが眩しすぎて、ああ自分はこういうふうになりたかったなァ……と自我が消えそうになりました。来世に期待。