2023年02月

散策していただけなのに
上野からアメ横に戻ってプラプラ散歩をしていたら、いつの間にか浅草に。隣県在住にもかかわらず、こんなに上野と浅草が近い上に、道中にも名所名刹がたくさんあることに驚きました。やっぱ東京は違うわ。行くとこ行くとこテレビで観たことあるところばっかですわ。

水深92センチメートル
物の見方は立場や生き方によって違うものです。自分にとっては地獄でも、誰かにとっては天国だったりしますし、自分の見方だけでものを発言するのはおこがましいなと思うようになってきましたが、そうすると何も言えねえなとも思うようになりました。何も言わない方が一番いいんだなとも。まさに言わぬが花。……あれ、なんか含みのある感じになってしまいましたが、全然何も考えてません。

鎧え!オシャレ衣服
オシャレな服を着ていれば変な声掛けに引っかかるスキがなくなるということを身をもって知りました。確かに声をかけやすい人というのは少しスキがありそうな気がします。オシャレをするのはモテたいからというだけではないのですね。自分のしたい恰好をしていた私ですが、スキの少ない服を着るのもいいかもと思うようになってきてしまいました。もう屈強な黒人さんに囲まれてド派手な服を高値で買わされそうになるのは嫌なんだ。

オシャレになったアナタへ
先日原宿へオシャレなおべべを買いに行った話を描きましたが、その時買ったおべべを着て向かったのはアメ横。アメ横がオシャレではないというわけでは決してありませんが、私がオシャレになったところで所詮アメ横……とうなだれてしまったのは否定できません。ただ、この後私はアメ横で、オシャレになった自分について再確認することになるのです。東京街歩きについてはまた数回に分けて描かせてください。

ドラマティカルエッセンス
4コマ目はアレとしても、マッサンの気持ちはわかります。物語と違い、おそらく私たちの人生は死ぬときにすべての謎が解けたり問題が解決したりということはありません。何十年も嫁姑問題等が続く『渡る世間は鬼ばかり』でさえ、毎クールの最終回には鬼姑キミ(赤城春恵)が憑き物が落ちたかのように五月(ピン子)に優しく接したり謝ったりなどして一定の解決を見るのに、私たちの人生は何かしらの問題やわだかまりがいつだって降ってきて、生きれば生きるほど小さな『?』が心の中に澱のように溜まっていくのです。澱でどろどろになった心を『?』の答え合わせによって少しでも浄化したいという気持ちを、誰が否定できましょうか。

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